選考委員紹介
2014年度、公募作家の審査をして頂く選考委員の方々です。

華道家/主水書房主宰 片桐功敦
用の美に対してのニーズの高まりが増して来ているように感じる。それはひとえに、使い手が物を使うことによって自らの意識を高めたいと思う渇きに他ならないと思う。使い手の心を刺激して、新しい生活の美の背中を押す為の物作り。今年もまた心躍る「物たち」との出会いを楽しみにしている。
デザイナー 猿山修
道具の製造方法は多様化し、大型の機械を使って大量生産されたものであふれています。その中で、個人が手で作る意味、手で作られたものの良さとは一体何でしょう。当たり前のその違いを、その良さをかたちにして見せて下さい。皆さんの大事にしていることがかたちを成し、手に取って見られることを楽しみにしています。
ランドスケーププロダクツ 中原慎一郎
作られたものの素晴らしさもですが、ご自身の環境からどのようにそのものが生まれたかを知ることが出来ればと思いますし、またそれが見る側に伝わるようなクラフトフェアに今年もなるといいですね。作る気持ち、使う気持ちが連鎖するような雰囲気をここから生み出し続けましょう。
昴-KYOTO-店主 永松仁美
人が好きです。もの作りが好きです。作っている人が好きです。そこには無償の気が存在しているからです。作品を通して様々な学びを頂けます事。心から嬉しく楽しみに致しております。
フードコーディネーター 冷水希三子
ものづくりされている方々の考え抜かれ繰り返し作られてきた作品を通して、想像力を豊かに日々を愛おしく思えるエッセンスに柔らかい光を灯し自然の中で住居をかまえ生活を楽しむことを自由にしてくれると信じています。
fresco 辻野剛(灯しびとの集い実行委員会会長)
その一点の作品をきっかけに、暮らしの流れが変わる。淀むことなく、急流することなくただ静かに時を刻む繊細な変化を、肌で感じられる暮らしが見えてくる。そんな一点との巡り会いを楽しみにしています。